ネガティヴスのブログ

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友達と心中させられると思った話

働かずして生きていく方法が見つかったら速攻で会社なんか辞めてやらあ。と思いながら過ごしているかもめです。こんばんわ。

 

今日は、大学時代のことを書きます。

3回生の冬に、小学生の頃から仲の良いMちゃんから連絡がきました。

「久しぶり。ドライブ行かねぇ?」と。

Mちゃんは専門学校に通っていたので、もう卒業して社会人になっていました。

Mちゃんが学生だった時はご飯を食べにいったりしていたけど、彼女が卒業してからは忙しくて一切会っていませんでした。

 

たまに連絡しても「仕事がしんどすぎて会ってる暇ないずら」との返事がきたんで

私の方から連絡することもなくなり、ほぼ1年間会っていなかったです。

 

そんなMちゃんから連絡がきたので私は喜んで「行こう!いつにする?^^」と返事をすると

「今から家まで車で迎えに行ってもいい?」と。

おお。急やなぁと思ったけど私は暇な大学生。かまへんぞと返事を打つ。

「ごめんな。今から向かうわ」ときて、私はなんかいつものMちゃんじゃないぞ?っと疑問を持ちました。

いつものMちゃんのラインは小文字と絵文字がいっぱいだ。

「今から向かうゎ☆」みたいな女子丸出しの文章やったんやけど

このラインはえらいタンパクというか……。

 

「どうしたん。いつもと雰囲気ちゃうなぁ。何かあったん?」と送ると

「まぁ色々あってん。直接話すわ」と返ってくる。

 

これ、殺されるんじゃね?直感でそう思いました。

ラインから深刻さが伺えるもん。

まぁしかし、彼女は小学校からの仲。前科はないはず。

何より、私は彼女を信じている。

だけど、もしもの為に親には「Mちゃんと遊んでくるね(帰ってこなければ犯人はM)」と伝えておいた。

 

少したってMちゃんから着いたぞと連絡が来たので、下に降りて彼女の車に乗り込んだ。

 

「突然ごめんなぁ~」と言うMちゃん。あきらかに元気がない。

「お、おう。で、どうしたんや?」と聞くとMちゃんは私の顔を見ずに

「とりあえず出すわ。めっちゃ夜景綺麗なとこあるんやけど、そこ行ってもいい?」

「どこにあるところ?」

「〇〇山」

 

はい。死んだ~~~~~!!!!!!!!!!!!

山で確実に心中コースきたよ~!

 

返事をする前にMちゃんは車を動かし私はドナドナド~ナと運ばれていった。

これが、相手が異性やったら夜景を見ながら告白!?なんてこともありえたけど

Mちゃんは女。間違いなく心中コース。

彼女は私と同じく根っからの男好きなので、私と夜景を見る理由がない。

それにMちゃんには長年付き合っている彼氏がいる。何故彼氏じゃなくて私と心中を選んだのだろうか。

彼氏よりも私を選んでくれたというのはちょっと嬉しい(照)

 

Mちゃんは死んだ魚の目をしながら私に問いかける。

「かもめちゃん、学校楽しい?」

「まぁまぁかな。Mちゃん、仕事はどう?」

「その話は……着いたらするわ」

仕事の話を嫌がる=仕事に疲れて死にたい=だけど、一人で死ぬのは怖い=かもめと死のう

間違いない。仕事でノイローゼなってうちを道ずれにするんや。

 

車の中では東方神起のどうして君を好きになってしまったんだろうが流れていた。

「この歌聞いたら泣けてくるよね~」とMちゃんが言って口ずさむ。

「彼氏とはどうなん?」と聞くとちょっとMちゃんは照れて

「う~ん。この前お泊りはしたけど、どうでしょう?」と答えて笑った。

 

幸せそうやのに心中するんか……と私はがっくりと肩を落とした。

なんやかんやと会話をして、〇〇山に到着する。

 

周りに車が結構あってカップルが夜景を見に来ているようだった。

その中で一台ギシギシと動いてる車があって、確実に何かしてるよね。

何かしている車の近くで心中かぁ~とか考えてるとMちゃんが口を開いた。

 

「あのさ……私ってXXで働いてたやんか?」

「お……おう」

その後の言葉はもう仕事に疲れたんだ。で後ろからロープを出すんやろなと思ったら

予想外の言葉が来た。

 

 

「会社クビになった」

「は?」

「いや、やから会社クビになった」

「なんで?」

「仕事できなすぎて、会社に損失でるレベルやからクビ切られた」

そう言ってMちゃんは車から降りて近くのベンチに座ったので私も車から降りて彼女の横に座る。

 

「クビって都市伝説やと思ってた」

そうつぶやくMちゃんの顔はどこかかっこよく思えて、私は彼女の肩に手を置き一緒に夜景を見ました。

「まぁ、元気出せや。なんで夜景に連れてきてくれたん?」

「普通に報告するより、わざわざ夜景見えるとこで報告する方が面白くない?」

そうして、二人で笑い合いました。

 

私はあの時の景色を一生忘れません。

 

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